先日、見かけた新聞に掲載されていたコラムをご紹介します
お茶のを習う事は、ひと昔前は「花嫁道具のひとつ」と言われていました。
お宅を訪問する際、靴の脱ぎ方、和室への入り方、座布団の座りかた等
礼儀作法を身につける事の出来る場でもあります。
その中でも、一番最初に習う大切なのは挨拶です。挨拶には必ずお辞儀が伴います。
お茶でもお茶が運ばれた時、上座の人に「ご相伴いたします」となりの人には「お先に」と一礼し、
さらに亭主に「お点前頂戴いたします」と一礼します。
その「一礼」ですが、例えば、信号のない横断歩道で車が止まってくれると軽く頭を下げ何度も一礼しながら小走りに渡ってしまう。そんな心あたりのある方も多いのではないでしょうか。
外国の方にしてみれば、歩行者に優先的な権利がある所で、恐縮して渡る様子は不思議に見える様です。
話を戻すと、頭を下げ相手に敵意がない事を示す挨拶は、周りの人との調和を大切にする日本人らしい行動であり相手への気遣いです。
この様な挨拶をはじめとする所作の基本や身のこなし方は、スタイルや顔、形等の外見だけでなく「きれい。心地よい」と相手によい印象を与えます。
礼儀作法というと堅苦しく聞こえますが、身につけたい「大人の立ち振る舞い」ともいえるでしょう。
いかがでしょうか。。。
私自身今でもお茶席は苦手ですが・・・
格好や形にとらわれずに「心」を伝える事を意識すると、それが形となり所作やなどにおのずと表れるものだと思ってます。
まずは挨拶から・・・たかが挨拶されど挨拶 この挨拶を意識している人はどれくらいいるのでしょうか???
明日は某中学校での講義です。基本の「挨拶」を元気一杯お伝えしてきます!
いつもありがとうござます
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