信州上田の丘の上にひっそりと建っているコンクリート造りの建物
「無言館」
館内は薄暗く とても静か 十字の形をしたスペースに画家や彫刻家を夢み戦場でなくなった
戦没画学生の作品が展示されています
作品には戦死した場所や享年が記されているのですが ほとんどが20代
私の子供たちと同じ年代・・・戦争で貴重な若い才能が簡単に奪われてしまった事がわかります
戦地から家族にあてた手紙 写真 画材道具やスケッチブックをみると
「ずっと絵を描き続けたい・・・」そんな声が無言館のあちらこちらから聞こえてくる様
なんともいえない気持ち・・
よく似た無言館第二展示館「傷ついた画布のドーム」
天井がドーム型になっていて戦没画学生が書いた絵画やデッサンが天井をうめつくしています
併設されているオリーブ読書館
1万冊あまりの蔵書が自由に読めるスペース
今を生きる私達の人生を考える場所・・・
「口をつぐめ 眸をあけよ 見えぬものを見 きこえぬ声をきくために」
いつもありがとうございます
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